hodaぶろぐる - 今月の表紙カテゴリのエントリ

萬葉草花苑の「雪の下」

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今月の表紙
執筆 : 
hodaka 2011/6/9 10:50

萬葉草花苑入り口

またまた薬師池公園であるが、公園の茶店裏にある「萬葉草花苑」はその名の通り、万葉集に関わりのある古来の草花や木々で構成された庭園である。
季節を身近に感じさせてくれる一画でもあるのでポタリング途中で公園を訪ねたりすると必ず立ち入るようにしている。

「雪の下」の花

随分以前に葉を天ぷらにしたものを食したことがあり、味はよく覚えていないが旬の物珍しさもあってかまずいものではなかったように記憶している。もともと日陰に生えているのでこのような花が咲くとは意外であった。

醤酢(ひしほす)に 蒜(ひる)搗(つ)き合てて 鯛願ふ 我にな見えそ水葱(なぎ)の羮(あつもの)鯛の字が万葉仮名に見られるのが新鮮な驚き

万葉ゆかりの歌もいくつか紹介されているが、長忌寸意吉麻呂(ながのいみきおきまろ) のこの歌などは、当時の食膳の豊かさを十分にしのばせるし、なにしろユーモアたっぷりのおおらかさが好ましい。

薬師池の紫陽花

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執筆 : 
hodaka 2010/6/28 11:26

町田・薬師池紫陽花園で

 6月の土曜日、梅雨の晴れ間をついて自宅からクルマで30分ほどの薬師池紫陽花園に行ってきた。決して広くはないのだが、ここには在来種ばかり数十種の株がありあらためて在来種の種類が多いのに驚かされた。大半が額紫陽花と呼ばれるもので、その形にはさまざまなものがあり造形の妙、加えて大きさや色合いのバリエイションも加わってどの株も撮影には格好の材料となる。
 携帯電話のカメラで気軽にスナップを楽しむグループがいたり、なかには浴衣のモデルさんを引き連れて本格撮影をしゃれ込む日曜カメラマンもいるかと思えば、それぞれ高価なカメラを携え撮影に没頭している熟年ご夫婦もおられる。
 web用に数コマ撮れれば十分な私としては、雨後の厳しい日差しとたちこめた湿度が100%くらいはあろうかと思われる谷戸を早々に退散した。

 撮りためたものを材料にして最近フォト俳句を始めた。出来はといえば。。。^^; なのでお時間のあるかたのみご笑覧を。
life in monochrome

アヤメ、菖蒲もしくはカキツバタ

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執筆 : 
hodaka 2008/6/7 14:35

町田・薬師池の菖蒲園

 あやめ、かきつばた、菖蒲はどう違うのかと問われても、浅学の私には答えられない。

水郷・潮来では「あやめ園」、修善寺虹の郷では「菖蒲ヶ池」といい、愛知・知立の有名な八橋では「かきつばた園」、本牧・三渓園のは菖蒲だという。

しかし、テレビや新聞などで、どこそこのなんとかが満開で賑わっていますと聞くと矢も楯もたまらず出かけたくなる性分の私としては、そんなことはどうでもいいことである。
そして、うっとおしい梅雨が続く季節となると、しっとりとした水辺の花を求めることになるのである。

初めての遠足が枚方パーク、おぼろに菖蒲園があったような記憶しかないが、大学時代に親しんだ楽曲・柳川のかきつばたの世界は、一度も訪問したことがないのに、とくにそのメロディが耳に響いて甘味なものとなっている。

カルミア

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執筆 : 
hodaka 2008/4/28 11:46

金平糖のような花、シャクナゲのような葉

ゴールデンウィークも過ぎ初夏本番となると、カルミアの花が盛りを迎える。一つ一つの大きさは1,2センチだが、花付きのいい年だと樹木全体が薄ピンクに覆われて、その豪華な姿は皐月にも決して劣らない立派なものだ。

ツツジ科に属するらしいが、葉の形や幹枝の肌目からはむしろ石楠花を思わせる。原産地が北アメリカであることからも別名「アメリカシャクナゲ」と言われるゆえんらしい。

桜、桃、藤と新緑を彩る主役たちが去ると、いよいよ緑濃いシーズンの始まりを告げる花でもある。

浮き立つ春

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今月の表紙
執筆 : 
hodaka 2008/3/13 0:50

春の訪れ柔らかな花弁ながら、谷戸特有の寒さに鍛えられた芯の強さをにじませている

「hodaぶろぐる」のバージョンを一足早く1.02(devel版)に上げてみたのを機に、トップページ写真も衣替え。

先週末、陽気に誘われて市内薬師池公園にふらりと出かけてみた。紅、白、そしてこのようなわずかにピンクがかった梅の花たちが、暖かくなり始めた空気をいっぱい吸って、それは見事な春の競演。最近のカメラ付き携帯電話もなかなかよくできていて、いつものように手ぶれの失敗もなくまあまあ納まった。

すでに桜の開花予想も出ており、やや遅きに失した感なきにしもあらずだが、この瑞々しい蕾や花弁をしばらく楽しんでください。

千鳥が渕

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今月の表紙
執筆 : 
hodaka 2006/3/7 17:18

Photo by iwaさん

午後の千鳥ヶ淵

花への照射角度からすると午後3時頃の陽射しだろうか、壕の照り返しがとても柔らかで、思わず眠気を誘われてしまうようだ。
近年、ここ千鳥ヶ淵は花の季節、それも休日ともなると立ち止まり禁止、通り抜けしか許されなくなるほどの人混みで、桜を見るにはただ真上を見上げるしかないという、他人から見たら実に間の抜けた観桜会。眼下の壕に大きくしだれかけた桜を見ようにも、他人の頭越しという始末で女子供にはまことに気の毒しごくである。
ただ今回は、カメラマンが切り取ってくれた見事なアングルのおかげで、辺り一帯を独り占めできた。まさに足元から春が浮き立ってくるようだ。

町田市薬師池公園

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今月の表紙
執筆 : 
hodaka 2006/2/6 11:21

昨春、市民の憩いの場、薬師池公園梅林を訪れたとき撮ったものです。(ピンが甘くて^^;)
ここは昔、農業用ため池として利用されていたものですが環境整備されて市民に開放されています。 谷戸の谷間にあるので梅林の盛りはちょっと遅めです。その梅が終わると池をめぐっての桜が見事。桜の次は立派な藤棚が楽しめます。
続いて、あやめ?菖蒲?、そして種子をもらい受けた大賀ハスと春は市民の訪れが絶えません。 一度お出かけください。場所は町田市鎌倉街道沿いで、近くにはカタクリの里、リス園、ダリア園といろいろ楽しませてくれるところがいっぱいです。

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